











1階には,岩石,鉱物,鉱石の標本を中心に展示しています。鉱業博物館の展示標本の大半にあたる,およそ2,100点がここにあります。手で触れることができる標本もたくさんあります。ゴツゴツした感触を確かめてみましょう。
中央ホール
中央ホール吹き抜け展示の一部を紹介します。さあ,左手の入口から展示室に入り,右回りに見ていくことにしましょう。

萬次郎鉱、渡辺鉱、加納輝石 岩石は,地殻やマントルを構成する固体物質で一種類以上の鉱物の集合体で,成因に基づいて火成岩類,変成岩類,堆積岩類に大分類されます。これらの岩石は,組成(化学組成と鉱物組成)と組織(鉱物の大きさ,形,配列のしかたなど)によって,さらに細かく分類され名前がつけられます。
鉱業博物館には,約2,200 点の岩石標本が登録され,そのうち,1階と2階におよそ430点の岩石と岩石を構成する主要な鉱物(造岩鉱物)の標本が展示されています。
球状岩の展示
サヌカイトの石琴天然に産する物理的・化学的にほぼ均一で一定の性質をもつ無機物を鉱物といいます。非晶質の鉱物もありますが,結晶質のものがほとんどです。現在知られている鉱物種は4,000点近くあるようです。鉱業博物館では,登録されている約6,000点の鉱物標本のうち,約1,800 点の鉱物標本を鉱物の性質(色,形など),結晶系,化学組成などの分類体系ごとに展示しています。
黄銅鉱三角錐結晶
タングステン鉱
輝安鉱
緑柱石
市販機器第2号のEPMA(JEOL-5)
北投石 鉱業博物館では,ウラン鉱石をはじめとする放射性元素を含む鉱石や鉱物を約30種類約130点以上収蔵しており,その一部を展示していました。
しかしながら,核原料物質の管理および環境安全の観点から,これらの標本の展示方法を含めた取り扱いについて検討する必要があると判断し,2007年1月より北投石4標本を除いて展示を中止しています。今後の展示の在り方に関して現在検討を進めています。

秋田鉱専の校章とダイヤモンド 我々は,有用な元素を多く含んでいる”鉱石”を地下から掘り出して利用しています。鉱床(地下の鉱石が存在する場所)には様々な種類がありますが,秋田県北部の北鹿地方には大規模な黒鉱鉱床が発達しています。黒鉱鉱床は海底で起きた酸性ー中性火山活動の噴気堆積性鉱床で,多種の金属含む黒鉱と呼ばれる高品位の鉱石を産します。
かつて秋田県は,北鹿地方を中心におよそ250もの金属鉱山をかかえ,大量の鉱石を産出していました。
マンガン鉱
黒鉱・黄鉱これで,1階の展示室を一周しました。中央の螺旋階段を上がって2階の展示室に行きましょう。