常設展示/屋外

屋外平面図

ギャラリー

屋外展示

 鉱業博物館の屋外敷地内にもいくつかの展示物があります。穴だらけの石は,秋田鉱山専門学校の学生が削岩機実習で用いた岩石です。
 駐車場の車廻しの中の巨大な卵のような塊は何でしょうか?続成過程で泥岩の中に形成されたノジュールというもので,メノウが内部を充填しています。

削岩機実習に用いた岩石
メノウと鳥海山安山岩

 博物館玄関横には、炭層の掘削現場における岩盤の崩落を防ぐ油圧式機械「自走支保(自走枠)」が建屋の中にあります。また、その隣には石油の汲み上げ用ポンプ(ポンピングユニット:左)と石油井戸の圧力調整弁(クリスマスツリー:右)があります。

自走支保(自走枠)
ポンピングユニットとクリスマスツリー

 さて,博物館からの眺めはどうでしょう。手形キャンパス・秋田市街地がよく見渡せます。正面の丘は秋田平野を形成した雄物川と旭川による侵食をまぬがれた残丘で,この上の段丘面に佐竹藩久保田城の櫓が建っています。現在は千秋公園として,市民の憩いの場となっています。北西に目を向けると遠くに男鹿半島の本山,真山,寒風山が見えます。転じて南に目を向けると,よく晴れていると遠くに鳥海山の雄姿が望めます。

博物館からの眺望
かもしか

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